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二つの免疫(感染予防と重症化予防)

2021年12月24日武漢肺炎ウィルス

オミクロン株が海外で猛威を奮っています。

ただ、残念がらテレビや新聞の情報は真偽が定かではありません。
オールドメディアがいかにアテにならないか(意図的に恐怖を煽っているか)は、
このブログでも度々お伝えてしているとおりです。

私は地上波を全く見ないのでどんな報道がされているかは知りませんが、
今日は免疫についてお話します。

まず、免疫には2種類あります。

一つは感染を予防する免疫、
もう一つは重症化を予防する免疫です。

私たちが接種したmRNAワクチン(ファイザーやモデルナ)はどちらも活性化させます。
ワクチンを接種すると感染も重症化も予防できるということです。

ワクチン接種が始まった頃、ワクチンには感染予防効果はないと言われていましたが、誤りです。
(インフルエンザワクチンと混同したのでしょうか)

感染予防効果の方は、2回目のワクチン接種から約2ヶ月で1/3程度まで下がります。

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一方で、重症化予防効果はかなり長期間残り続けるようです。

ワクチンの効果は便宜的に抗体価と言われているものを使いますが、
この抗体価は感染予防に使う免疫の強さです。
「ワクチンを接種してから短期間で抗体価が下がる」というのは、
「ワクチンを接種してから時間が経つと感染しやすくなる」という意味です。
ワクチンは無意味かと言われるとそんなことはもちろんなく、
長期間、重症化を予防できるので、接種するべきであることに変わりありません。

オミクロンで問題なのはワクチン接種者がどのくらい重症化するかです。
「重症例が増えた」という報道があっても、その中でのワクチン接種者の割合が重要です。

オミクロンは、感染力は高いものの、どうやら重症化はしにくそうなのは朗報でした。
*重症化しにそう;現在までの観察によるものです

日本だけなぜかオミクロンの感染者はほとんど確認されていません。

はっきりした理由はよくわかりませんが、
感染者がほとんどいなくなっても、マスク・手洗い・うがいを続けているからかも知れません。
デルタであっても、オミクロンであっても、予防の基本は同じです。

このまま大きな波にならないよう、基本に忠実に経済を回していきましょう。