子宮頸がんとHPVワクチン
2021年9月10日武漢肺炎ウィルス
先日、「院内新聞やブログの表現がキツい」と指摘を受けました。
そうでしょうか。
私はそうは思いません。
「コウノドリ」というマンガの子宮頸がんの部分が、
作者の鈴ノ木ユウさんご厚意で、9月17日限定ですが無料公開されています。
かなり読み応えがあります。
コチラのリンクから
日本ではHPVワクチンの積極接種が、
毎日新聞、朝日新聞、東京新聞などの煽情的、非科学的な
反ワクチンキャンペーン(大誤報)によって潰されました。
日本は子宮頸がんにかかる女性が1年で1万人、3000人が命を落とします。
ワクチンを打っていたらどのくらい減らせたでしょうか。
ツイッターを読んでいたら、こんなものも見つけました。
「もし自分がHPVワクチンを摂取できていたら
今5歳の息子と夫と過ごせる時間がどのくらいあるかなんて、考えなくて済んでたよね。
来年小学校になるけど、今は小学校卒業するまで生きれたらいいなーって思ってる。
夫との老後、楽しみにしてたんだけどな。今は叶うかわかんない。悔しい。」
これがマスコミの反ワクチンキャンペーンの結果の一つです。
反省も謝罪もせず、
訂正も煽情的誤報を報じたのと同じかそれ以上の熱量ですべきなのに申し訳程度で済ませ、
よくワクチンについて報道できるなと思っています。
「イデオロギーで腐った情報で人を殺してもいいとでも思っているか」
とは、医者で作家の知念実希人先生の言葉です。
私もまさにそのとおりだと思っています。