武漢ウィルスワクチン6~ワクチンのデマを修正する(突然死)
2021年6月20日未分類
*瑞穂市でワクチンを接種できるところはこちらから検索できます
*歯科医師会を通して、歯医者にも接種(打つ側)の打診がありました。
準備できることはできる限りして、要請があったら協力します。
■ワクチン接種の注意事項
・抗体が十分にできるのは2回目のワクチン接種後1~2週間
→ワクチンを打ったからと言ってすぐにハッスルしない
・ワクチン接種前日はよく寝ておく
・ワクチン接種前後2週間程度は禁酒が望ましい
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今日はワクチンのデマを修正します。
■ワクチンで死んだ
→ワクチン接種後に突然死が増えるということは(少なくとも今のところは)証明されていません
よく見るデマが、このワクチンと(突然)死を結びつけるものです。
恐怖(死)を煽るやり方です。
1.ワクチン(が原因)で死んだ
2.ワクチンを接種した後に死んだ
この違いがわかりますか?
生き死にの話になると正確に判断できなくなるかもしれないので、
別のたとえにしましょうか。
1.ワクチン(が原因)で転んで骨を折った
2.ワクチンを接種した後に転んで骨を折った
1.ワクチン(が原因)で車で事故を起こした
2.ワクチンを接種した帰りに車で事故を起こした
荒唐無稽だと思われるかも知れません。
でも内容はどのたとえでも同じです。
私たち(まともな医療者)が原因と結果、あるいは何らかの関係があると認めるのは、
ワクチンを接種した人たち100万人
ワクチンを接種しなかった人たち100万人
を比較して、明らかに(統計的に優位に)突然死する人が増えれば、
「ワクチンが原因で突然死が増えた」と言います。
逆も言えます。
仮にワクチン接種後に突然死する人がいたとしても、
ワクチンを接種しなかった人たちと比べて明らかに少なくなれば、
「ワクチンは突然死を減らす何らかの効果があるかもしれない」
となります。
突然死は、残念ながら一定数は起こります。
ワクチンとの関係を結びつけたければ、
ワクチンを打っていない人と比較しなければなりません。
ワクチンと突然死(に見えるもの)を、
おそらく誤って結びつけたのがこの例です。
突然死はお気の毒ですし、ワクチンと結びつけたい気持ちも理解します。
ただ、糖尿病の持病があって胸痛なら、そちらを疑う方がはるかに合理的です。
この記事には「接種との関連が不明なまま亡くなる人がいる」と締めていますが、
接種との関連は不明なのではなく、(今のところ証明されて)ないのです。
私の母も肺の動脈に血栓が詰まって突然死しましたが、
その日に普段と違う行動をとっていたら、それが原因なのでしょうか。
たとえばランチをいつもと違う店で食べたとか。
ファイザーバイオンテックのワクチンは全世界で数億回打たれています。
突然死との因果関係はない(少なくとも今のところない)という報告です。
ちなみに、統計は、回数が多いほど正確性がより高くなるものです。