武漢ウィルス:PCR検査の問題点2(PCR検査は誤判定が多い)
2020年3月23日未分類
前回に引き続き、武漢ウィルスのPCR検査の問題点を書きます。
前回も書きましたが、歯医者の私が解説するのは少々出しゃばりすぎな感は認識しています。
しかし地上波の放送の内容があまりにひどいので書くことにしました。
(大規模)PCR検査の問題点
・PCR検査の前にやるべきことがある
・PCR検査は誤判定が多い
・PCR検査は医療崩壊を起こしやすい
・感染がわかっても有効な治療法は(今のところ)ない
昨日、政府の要請を無視して、K-1の大会が行われたようです。
国民の多くの努力を水の泡にする可能性があります。
ほんの数週間の延期をなぜできなかったのか。非常に残念なことです。
今日は「PCR検査は誤判定が多い」という点について。
皆さんは医学検査というと100%当たるというイメージがあるかも知れませんが、
検査には誤判定というものがあります。
これは、PCRに限ったことではありません。
感染者を陽性と正しく判定できる(陽性を的中させる)検査の能力を
「感度」
非感染者を陰性と正しく判定できる(陰性を的中させる)検査の能力を
「特異度」
と言います。
PCRは、私が調べた限りでは、
感度(陽性適中率)は40~70%、
特異度(陰性適中率)は90%と言われています。
感度は低く、特異度が高い。
このような検査が向くのは、
感染しているかわかない大勢の人から感染者を探すスクリーニングではなく、
感染が強く疑われる症例に検査をして武漢ウィルスに感染していると確定診断用です。
大規模検査は用途として間違っているということです。
また、実際のPCRの陽性適中率は上記のように低いのですが、
PCRは万能だという誤認が広まっていると(地上波はそのような雰囲気を作っている)、
「本当は感染しているのに間違って陰性と判定された人」が、
PCRを錦の御旗に自由に行動して、却って感染を広げる可能性もあります。
ですから、PCR検査は「医者が必要と認めた場合」のみで十分なのです。
(つづく)