陛下が最後の会見
2018年12月23日未分類
陛下が最後の会見をなさいました。
私の師匠は御殿医です。
陛下のご様子は、師匠から漏れ聞こえることがありました。
もちろん、歯の治療が中心です。
最初は不敬にも興味本位で聞いていましたが、
ご公務のご多忙ぶり、私たち国民を思うお気持ちに次第に感銘を受けました。
師匠のアシスタントを願い出たことがありますが、
「お前のようながさつな奴は連れて行かれない」
と断られたのをよく覚えています。
確かに(苦笑)。
阪神淡路や東日本の震災の現場をご訪問され、
膝をついて被災者の方々と同じ目線でお話をされたそうです。
特に、東日本のときは、陛下の膝の具合は悪かったようで、
宮内庁の方は「膝を曲げる度に陛下の膝がギシギシ音を立てているようだった」
当時の宮城県知事の村井さんは「私ですら膝が痛くなった」
と、後に語っています。
今般の会見では「天皇としての”旅”」という表現が、
何というか、いかにも陛下らしいと感じました。
ご譲位後はゆっくりお休みになった頂きたいと思います。
*私は不勉強にも言葉を知りません。不適切な表現はお目こぼしください。