当院の診療時間
2018年11月23日未分類
先日、一般の患者さんから、「院長のブログの更新が楽しみ」との激励を賜りました。
更新が異様に遅いこのブログを楽しみにしてくださってありがとうございます。
今日は、当院の診療時間についてです。
診療時間の半分は訪問診療で外に出掛けているし、
夜は火曜日と木曜日しか診療していないので、
通院中の患者さんにはご不自由をおかけていると思います。
ただ、皆さんの利便性を下げてまで診療時間を制限しているにはいくつか理由があります。
1.訪問診療を取り組んでいる歯科医院が少ない
当院は、訪問診療でも院内とほぼ同じメニューの治療ができます。
口腔ケア、入れ歯の調整や新規作成はもちろん、
神経をとったり、差し歯やブリッジを作ったりも日常的にやります。
また、嚥下内視鏡を使って、嚥下の評価や訓練をすることもできます。
率直に申し上げて、訪問診療に力を入れ、ここまでできる歯科医院はほとんどありません。
他に代わりになる歯科医院が(ほぼ)ない以上、当院が役割を放棄する訳にはいきません。
2.質を維持できなくなるほど長時間の診療をするつもりはない
私は(他の先生も同じかもしれませんが)治療にかなり神経を使っています。
集中して診療できる時間は限られます。
一人の患者さんに長く診療することができません。
一日の合計の診療時間も長くすることができません。
今の診療時間でも、診療が終わるとヘトヘトになって、しばらく動けません。
正直、あと何年続けられるかなと思うことも少なくありません。
集中力が持続できないほどのあまりに長すぎる診療時間は、本末転倒であると考えます。
*もちろん、集中力が持続できる時間は歯科医師によって異なります。
*私は体力がない方だと思います。
(つづく)