東京医科大学の問題について
2018年8月20日未分類
世間を騒がせている
東京医科大学の女性志願者の点数を削っていた問題について、
批判を承知で私見を書いてみます。
全国で1年に入学できる医師の数が決まっている以上、
男性の医師を確保しようとするのは仕方ないことだと思います。
これは差別ではありません。
男が子供を産めないように、
女性が男性と同じように振る舞えない場面があります。
性差です。
例えば、私と同じ仕事量をできる人がどのくらいいるかと言えば、
男性より女性の割合の方が少ないでしょうね。
少なくとも私が人生で出会ってきた人で考えると。
医療の現場は過酷です。
お医者さんの内情は、上っ面くらいしかわかりませんが、
一線級の現場では、少なくとも当院よりは確実に過酷でしょう。
自分やわが子より、目の前の患者さんを
優先させなけばならない場面が、数多くあります。
(歯科ですら育児より仕事を優先させています)
女性は、お医者さんであることより、お母さんであって欲しいと思います。
私の母はもう他界しましたが、
大きくなるまでいつも「お母さん」でいてくれました。
とてもありがたいことだったと思っています。
もちろん、医師と母を両立できれば良いのでしょうが、
今の日本ではほぼ無理です。
「差別」だと決めつけて批判するのは簡単です。
でも、そんなに単純な問題でしょうか。
うまく書けませんが、現状では、
差別ではなく性差として男性を偏重するのは、
仕方ないことではないかと思います。
もちろん、東京医科大学の入試のやり方は問題です。
長くなるので続きは次回に。