ケアマネさん向け講演会「在宅で“食”を支える訪問歯科」
5月18日午後2時~午後4時、
「在宅で“食”を支える訪問歯科~訪問診療でここまでできる!」
と題しまして、ケアマネさん向けに講演会をします。
当院と関わりのあるケアマネさん、ヘルパーさん、施設や事業所の皆さんなら、
歯科の訪問診療でどのくらいのことができるか、よくご存知だと思います。
しかし、訪問歯科と言うと、
口腔ケアや入れ歯の調整程度だと思われている介護関係の方が
まだ大半なのではないかと思います。
もちろん、口腔ケア(歯ブラシ)や入れ歯の調整はします。
ただ、それは歯科の訪問診療のほんのごくわずかでしかありません。
本格的に訪問診療に取り組んでいる医院なら、
合わなくなった入れ歯の修理(“再生”と言っても良いかもしれません)、
虫歯の治療、神経の処置、差し歯、抜歯などは日常的に行います。
このような診療所の中で行う処置は、「失われた形態(歯)の回復」と言えます。
これはもちろん私たち歯科の重要な仕事です。
一方、訪問診療では、
「歯の形を戻しても(歯はちゃんとあるのに)食べてくれない」
という問題に直面することがあります。
これは形態の問題ではなく、食べるという機能に問題があります。
おそらく、介護の現場でお困りなのは、こちらが多いのではないかと思います。
今回の講演では、こちらにも焦点を当て、
利用者さんが食べることに対して、歯科はどのようなアプローチができるかもお話します。
ご興味のある方は、私か当院スタッフまでお問い合わせ下さい。
主催側にはまだ確認がとれていませんが、参加可能かと思います。
(介護関係でない一般の方には難しい内容かもしれません)
今年は10月にも歯科医師会から講演を頼まれておりまして、講演つづきの1年です。