特養で認知症の講演会をしました
寿命が伸びました。
ただ、“健康寿命”はどうでしょうか。
できれば、ただの長生きではなく、
元気で楽しく暮らし、そして天寿を全うしたいものですね。
明確な病気ではないけれど、かと言って元気でもない。
たとえば足腰が弱った、食欲がわかない、外に出るのが億劫。
こういった今までは「歳だから仕方ないですよ」と言われれていた状態です。
でも、この「仕方ない」状態が少しずつ進行していくと、
いつの間にか車イスになって、いつの間にか寝たきりになってしまいます。
いつの間にか介護が必要になってしまう(≒病気)のです。
近頃、この「歳だから仕方ない」状態、「何となく弱ってきました」という状態に
「フレイル」 という名前がつき、
このフレイルを積極的に予防をしていこうという動きが全国的に始まりました。
フレイル=弱々しい感じのお年寄り
弱々しいというと、足腰が弱った感じをイメージしがちですが、
実はフレイルは社会性の欠如から始まります。
たとえば、趣味がなかったり、一人暮らしで引きこもりがちだったり、
あるいは、話す相手がいなかったり。
こういうことろからフレイルが始まりますよ。
というお話を、半分くらいの時間を使ってしました。
残りの半分は、認知症について話しましたが、
ここに書くには難しすぎるので、今回は割愛します。
*当日の資料の欲しい方は私かスタッフまでお申し出下さい
それにしても、もう1ヶ月近くも前のことになりますか。
ここのところすごく忙しくて、なかなかブログの更新までたどり着きません…。