「入れ歯が合わないので新しく作りたい」という方へ
入れ歯は歯の治療の中でも難しい治療の一つです。
入れ歯を作るには、
1.型取り1回目
↓(オーダーメイドの型取り器の作成)
2.型取り2回目
↓(噛み合わせを調べる道具の作成)
3.かみ合わせの決定
↓(入れ歯の歯を並べたり金属の骨組みを作ったり)
4.仮合わせ
↓(入れ歯の完成)
5.お渡し
という工程が一般的です。
(カッコの中は技工士さんにお願いして作ってもらう工程です)
技工士さんが作る工程も含めて、すべてがうまくいかないと上手な入れ歯になりません。
どこか1箇所でも失敗すると、合わない入れ歯になってしまうのです。
そして、どんなに上手に作っても、
作りたての入れ歯は違和感や痛みがあるものです。
入れ歯を作ったことのある方はよくおわかりかと思います。
これをお口の中になじませるために、調整しなければなりません。
このように、新しい入れ歯を本当に使えるようにするまでには、
かなりの工程が必要です。
そこで当院では、新しい入れ歯を作る前に
「まずは今のお口の中になじんでいる入れ歯を修理・調整してみる」
ことをオススメします。
きちんと作った入れ歯であれば、
調整や修理をすれば、そのまま使えることも多いのです。