ほづみアドバンス歯科

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白い歯、硬い歯

2016年3月5日噛み合わせ

詰め物や差し歯を作る際、いろいろな素材で作れるようになりました。
私が歯医者になった10年ちょっと前から考えると、素材はとても進歩しました。

・従来の保険で作れる銀歯
・プラスチックの歯
・セラミックのきれいな歯
などなど

図3

セラミックの歯にも何種類もあって、
何を基準に選んだら良いか、わからなくなってしまいます。

一般的に好まれるのは、硬い素材です。
壊れにくいからというのが理由なのですが、
果たして「硬いこと」「壊れないこと」は良いことなのでしょうか。

何回かに分けてお話します。

自分の歯は使うと少しずつすり減っていきます。

あなたの歯は生えてから随分活躍してくれました。

ときに噛み切る。ときにすり潰す。ときに噛み砕く。
食事で噛む回数は1日に2000回とも3000回とも言われます。

力を入れるときも、グッと食いしばります。
夜ももしかしたら歯ぎしりをしているかもしれません。

小学生や中学生のお子さんやお孫さんがいる方は、
お子さんの生えたての歯とあなたの歯を比べてみてください。
お子さんの歯のほうが、山と谷がハッキリしているはずです。

歯は固くてとても丈夫にできていますが、
噛むたびにほんの少しずつすり減っていくのです。

さて、ではむし歯が大きくて差し歯を入れる必要があるとしましょう。
硬い歯を入れたらどうなるでしょうか。

長くなるので、次回にお話します。