インプラントのデメリット3:修理しにくい
インプラントを作っている会社、たくさんあるんですね。
ほぼ全社、違う規格で作っているんです。
例えばネジ穴。
会社が違うと形が違うので、各社、専用のドライバーが必要です。
一事が万事、この調子です。
ホントに勘弁してもらえませんか。
なぜ規格を統一しないのですか?
できないはずはありません。しないのです。
道具を売りたいからとしか思えません。
独自の規格にすれば、高くても買うしかありませんからね。
治療をする側から言わせてもらえば、迷惑極まりないことです。
部分的に壊れたら、どう治したらいいですか?
人間の作ったものです。壊れないとは言わせません。
不慮の事故で壊れることも当然あります。
規格が違うものをどう治すんですか?
インプラントは打ってからが長いのです。
打った歯医者ではない人が診療する場合も当然あります。
そういった状況を考えていますか?
他院で打ったインプラント、修理するのに道具がなかったら買うんですか?
メーカーは金儲けかもしれませんが(儲けてもらっても構いませんが)、
私たちがやっているのは医療です。
…というようなことを、
うちに来るインプラントメーカーの営業の方にはよくお話ししています。
営業の方はかわいそうですが、
私が話をする対象は営業の方しかいません。
仕方ありません。
メーカーの方はよく考えてください。