歯周病・歯槽膿漏

歯周病とは

歯周病進行イメージ

歯周病は歯を支える骨が溶ける病気です。
骨が溶け続けると、歯が支えを失ってグラグラして、最終的には抜けてしまいます。

歯周病が恐いのは、むし歯のように激痛を感じることはあまりないことです。
知らない間に進行して、気がついた時には手遅れ、抜歯するしかない…。
ということにもなりかねません。

同じ歯科衛生士が担当します

当院では、歯周病の治療や定期検診は、基本的に同じ歯科衛生士が担当します。

毎回、同じ歯科衛生士が担当することでこんなメリットがあります。

1.毎回、同じことを訴える必要がありません
「歯医者に行く度に、毎回、同じことを話さなければならない」
こんなわずらわしいことは、担当する衛生士がいれば、激減します。
2.あなたの生活や性格に合わせた処置が提案しやすくなります
「手間がかかるのは嫌だ」
「昼間は仕事でどうしても磨けない」
「できるだけ完璧に磨きたい」
…など、一人ひとりのニーズに合わせた提案がしやすくなります。
3.あなたのお口の中の変化に敏感になります
同じ衛生士が担当すると、この前の治療と今回、数カ月前の検診と今日など、あなたのお口の中の変化に敏感に気づくことができます。
4.より強いやりがいと責任感をもって診療に望みます
同じ患者さんを担当していると「どうやったら良くなるだろう」「何とか良くしたい」と強く思うようになります。
すると、担当する側も、責任感とやりがいをもって診療に望むことができます。

また、気心が知れてくれば、院長に言いにくいことも相談しやすいかもしれません。
本当は院長にも気軽に相談して頂きたいのですが、「遠慮しちゃう」という話を耳にします。
私(院長)にとっては寂しいことなのですが…。

歯科衛生士とは
専門に3年以上の教育を受け、さらに国の行う試験に合格すると歯科衛生士になれます。
むし歯や歯周病の予防について、知識と技術を身につけたプロフェッショナル(国家資格)です。

治療(予防)の流れ

検査
レントゲンの撮影(必要に応じて)
歯を支える骨の溶け具合の検査(歯周ポケットの測定)
顕微鏡でバイ菌の種類や数のチェック
治療(予防)プランの提案
検査結果の説明
お口の中はどうなっているのか
これからどうしていくと良いのか
施術
歯のクリーニング(歯石取り、専用の器械で汚れ落とし)
効率的な歯磨きのレクチャー
フッ素塗布(必要に応じて)
定期健診
きれいな状態を保つために定期的なメンテナンスが重要です
状態やお手入れの状況に応じて最適なメンテナンスの間隔をご提案します